もぎたて耳鼻科のトピックス診療案内

熱予約(熱がある患者さんの電話予約)について。

熱予約について:熱がある患者さんの電話予約

当院ではインフルエンザなどの感染症の院内感染を防ぐために、①~⑦に該当する患者さんは事前に電話して診察の予約をして頂きます。
連絡なく直接いらした場合は、一度帰宅して頂く場合もありますのでご了承ください。
インフルエンザの流行シーズンと非流行シーズンで対応が異なります。
また熱予約で受診された場合、医師の指名ができませんのでご了承ください。

感染症の主な例

インフルエンザ、おたふくかぜ、溶連菌感染症、咽頭結膜熱などのアデノウイルス感染症、手足口病、ヘルパンギーナ、その他の指定感染症(厚生省)
ロタウイルス感染症など嘔吐・下痢が主な症状の場合は小児科・内科の受診をお勧めします。

電話予約して頂く場合の基本的な病態

電話予約して頂く場合の基本的な病態は下記の様な場合です
①高熱がある。
②感染症(インフルエンザなど)に罹っている可能性があり、その検査を希望する。
③耳の下が腫れている(おたふくかぜ疑い)。
④感染症による(だろう)高熱があったが、今は解熱剤を飲んで解熱している。
⑤感染症にすでに罹りまだ感染期間中の本人または家族を一緒に連れて受診する。
⑥高熱があるが耳鼻科症状がない。
⇒場合によっては症状にあった科(内科、小児科)を勧める場合があります。
⑦夜になると高熱が出て、日中は熱がなく、また夜になると高熱が出る。

【インフルエンザ流行シーズン】

インフルエンザは熱が出てから、通常7~8時間以上経たないと正しい検査結果が出ないことがあります。
①熱がでて7~8時間以上経過してから電話予約をしてください。熱発してすぐ直接来院された場合は受診時間を指示し再度来院して頂きます。
②熱はないが、インフルエンザ様症状(倦怠感、関節痛など)があれば電話予約をお願いします。
目安として、この場合も症状が出てから7~8時間以上経ってから電話予約してください。
家族内にインフルエンザを罹患している方がいる場合、熱が36.8度でもインフルエンザの検査結果が陽性になることがよくあります(教科書通りでない場合もあります)。
③昨日まで熱があったが、解熱剤の服用の有無は問わず、現在解熱している場合。
朝は免疫ホルモンが一時的に高く、インフルエンザに罹患していても解熱することがあります。